シャドーイング Part 1


シャドーイングは語学を学ぶ上で強力なメソッドです。やればやるほど、続ければ続けるほどそう感じます。シャドーイング Part 1ではシャドーイングそのもののやり方、メリット、バリエーションについてお伝えしたいと思います。

シャドーイング、どうやるのか?

方法としてはいたってシンプルで、耳から聞いた英語をそのまま口で真似して発生するだけです。耳を澄ましてよく聞いて、真似をするのがポイントです。発音の基本を身に着けたところで(英語喉含む)、このトレーニングで定着を図ります。また、英語の単語や表現はどこかで触れていないと忘れてしまいがちなものですが、シャドーイングをガンガンしながら表現を口にすることで、これらの記憶があまり苦労することなくリフレッシュされる効果があると感じています。

聞こえなかったり、100%できなくても全然気にしない

シャドーイングをして発声している時には音が聞き取りづらくなりますし、聞き落とした単語は発声できません。また聞こえていても口が回らない場合もあります。こういった時にも、全く気にせず、先に進んでいく英文を口にできる部分のみ口にしてどんどん追いかけます。
私は音源を携帯に入れて、朝、出かける準備をしつつ家の中で携帯を持ち運びながらやることが多いです。なのでたくさん途中が欠落します。ただ慣れないうちは、聞き取ること自体が難しかったりもしますので、音源を携帯に入れて耳元で再生しながらシャドーイングすると聞き取りやすくて良いと思います。イヤホンは意外にやりづらかったり、不自然な感じがするので、私はあまり使いませんでした。

音源選びが重要

聞いたものを100%発声できなくても全く構いませんが、普通にただ聞いていれば80-90%程度理解できるものでないとシャドーイングの音源としては不向きかもしれません。内容については、ニュースでもポッドキャストでも本に付属のCDでも何でも良いと思います。
よくあるご質問で、シャドーイング中、英語の内容については理解できた方が良いのか、という点についてですが、その目的とシチュエーションによると思います。まず続けることが大事なので、忙しければただ聞こえるままに音を口でマネしながら別のことをしていても良いと思いますし、感情がのるように話す練習をしたければ、しっかり聞きながらちょっと感情も込めつつやった方が良いと思います。これ、というやり方を決めず、且つカジュアルにやる方が結果的に良いように思います。

個人的におすすめの音源は
“English as a Second LanguageのEnglish Cafe”です。

元々は無料のポッドキャストで10年以上続いていましたが、2016年末に有料化に踏み切ってしまいました。今現在はポッドキャストを検索しても数個のエピソードが見つかるだけです。色々と代替の無料ポッドキャストを探してみたのですが、なかなか良いものが見つからず、English Cafeのシャドーイングは僕の朝のルーティーンになっていたので(着替えたりしながら、シャドーイングします)マンスリー会員になりました。シチュエーションがはっきりしたダイアログのレッスンとアメリカの文化、政治他色々をホストのJeffがモノローグの如く語るEnglish Cafeがありますが、English Cafeがシャドーイング素材としてはおすすめです。とにかくゆっくりはっきり話してくれますし、また実際の会話でこれくらいのスピードでも淀みなく話すことができたら十分ですので、非常に取り組みやすいと思います。尺が一本30分前後というのもなかなか良い長さです。(2日や3日で1エピソードとか)個人の好みにもよると思いますが、内容も面白いので興味を持って聞けます。

ビジネス英語上達がゴールなので、ビジネスのシチュエーションを再現したスクリプトのものの方が良いのでは?と思われるかもしれませんが、発音/発声をつくりあげるには時間がかかるので、面白くて続けられる素材がベストです。私は英語喉とEnglish Cafeのコンビネーションを紹介するためにこのサイトをつくっていると言っても過言ではないくらい、この方法を信頼しています。

真似をするのが基本

シャドーイングの目的はこれまで学んだ発音やシラブルを定着させることが目的ではありますが、忘れてはいけないのが「聞こえたままに音を真似してみる」という基本スタンスです。

聞こえた音を、頭の中で「文字」に変換し、自分の発音の仕方でやっていると改善は望みにくいことがあります。そういうあまり考えずに話すやり方も必要な時は必要なんですが、より英語らしい音に近づけようとする時にはやはり真似が重要です。頭で学んだメソッドは実は体感覚としてはきちんと理解できていないこともありますので、そのギャップを音の真似をすることで体感として正解に近づけて行きましょう。カタカナで置き換えることもなく、アルファベットもなるべく考えずに「音」自体に集中します。

たまに変化をつけてみる

上記の通り真似をするのが基本なのですが、毎日毎日やっているうちに変化をつけることで何かを掴めることもあったりします。例えば、、、

-聞こえた英語をシラブルで切りながら発声してみる

-前に書いたように、裏声のみ、や口をあまり開かずに発声してみる

-(自分が話している時、聞こえづらいですが)音を一番大きくして、遠くから聞いてやってみる

等、例えば全体で20分やるうちの5分だけ変化をつけてやってみたりすると何かを感じるかもしれません。個人的にシラブルで切るパターンをしてから、通常に戻すとより発声しやすく感じる時がよくあります。

録音して自分の声を聞く、遊ぶ

発音練習ですので、週末等の時間がある時にシャドーイングをしている自分の声を録音して是非チェックしてみてください。自分の頭で響いている声ほど英語らしくなっていないことに気づくと思います。そして、色々話し方を変えながらどうすれば英語らしくなるかを自分で探してみてください。ヒントとしては極端に変えながら遊んでみると(例:口をあまり開かずに話してみる、裏声で話してみる等)意外に自分なりの良い方法が見つかったりします。

 

以上、シャドーイングのポイントをまとめてみました。

「英語を声に出す」ということにあまりエネルギーを割く必要がなくなると、より考えることにエネルギーを集中でき、英語を使う際の頭の回転が上がると思います。最近はだいぶましになったのですが、英語で会話をしているとそれ以外のことがマルチタスキングでできなくなります。恐らく英語で聞くこととと話すことに脳のメモリーを使い切ってしまい、他の部分がフリーズしていたのだと思います。


ライトニング
外資系企業勤務のアラフォー、既婚、子持ちです。 ベタベタの日本企業からの転職で苦労してなんとか身につけた英語の勉強法を自分を見直し、モチベートする意味も込めてシェアさせて頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。

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